コーチングとは?
国際コーチ連盟(ICF)では次のように定義しています。
“思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことである。”
コーチングは、コーチングスキルと呼ばれるコミュニケーションの技術を使うコーチとコーチングを受けるクライアントとの会話によってすすめられます。
未来に向けた前向きで積極的な会話を展開していく中で、新たな気づきや行動が起きるのが大きな特徴のひとつ。
私たちは知らず知らずのうちに、自分を見えないワクの中に閉じ込めています。
コーチは、そのワクの外の世界を見る手助けをします。
行動するのは、本人です。それだけに、自分でやりきった達成感はひとしおです。
目標を達成する、ということは、それにふさわしい自分に成長することを意味します。
ひとつのゴールにたどり着いた時、大きな自信と次への目標が見えています。
私たちには、望む成果を手に入れる力が必ずあります。
コーチは本人以上にそれを信じて、ともにゴールに向けて歩みます。
コーチの基本姿勢
- 相手のもつ能力と無限の可能性を信じる
- 相手の尊厳と個性を認め、活かす
- 相手の中にある答えを引き出す
- 100%相手の味方でいる
- 正直でいる
- 行動を促す
- 別の視点を提供する
こんな場面でコーチングは使える!
目標達成、風土改革、対人関係の改善
現在、人材育成のスキルとして国内外の企業で積極的に導入されています。
めまぐるしく変化する現代、恒久的に「正しい答え」は存在し難く、それだけに既成概念にとらわれない試み、想像力と創造力が求められます。多種多様な思考や行動を引き出し、目標達成に向けた最善のパフォーマンスを一人ひとりが発揮できる環境が、成功する組織の土台と言えます。
一般企業、病院、学校など、あらゆる組織において、コーチングの「相手を認め、力を引き出す」スキルは上司・部下、スタッフ間の成長のスパイラルを構築する効果的な手法として使われています。自立型の人材育成に欠かせないスキルです。
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人生を豊かにする目標に向かう
コーチングは未来志向。「これまでどうだったか」より「これからどうあるか」。
今の自分が未来の自分を創ります。
「どこに向かうのか」を決めて、「今どうあるか、どう歩めばそこへつながるのか」を決めてやってみる!
建設的な思考と継続的な行動が鍵。
コーチングを受ける人はコーチとの関わりの中で、成長・成功への道のりを構築しながら、求める成果を手に入れます。
私たちには、可能性を信じることで、心からの望みを必ず実現できる力が存在しています。
コーチングFAQ
- どんな人がコーチをつけるの?
- 目標を達成したい人、生活を改善したい人、仕事を成功させたい人、人生を意義あるものにしたい人などがコーチングを受けていらっしゃいます。経営者・起業家・会社員・医療関係者・学生・主婦・などさまざまな方たちです。コーチは人生のトレーナーとして、クライアントの味方となって支援します。
- コーチは何をするの?
- 話を聴きます。どんなゴールを望んでいるのか、得たいものは何なのか、深く考えていただき、あなたの中にある答えを引き出すために質問をします。そして、現状を確認し、目標とのギャップをはっきりさせます。ゴールへ向かうプロセでは、あなたは多くのことに気づき、行動をし、変化、成長をしていきます。コーチはそれを見逃さず、それぞれの状態を認め、励まします。さらに成長していただくために要望をすることもあります。がむしゃらに結果を求めるのではなく、あなたがバランスの良い生活を送り、より賢い選択ができるようサポートします。クライアントが本当に望むこと、それをともに目指していきます。
- どんな効果があるの?
- 自分の目標やありたい姿がはっきりします。そして、その心からの望みに向かってより良い行動が起こせます。自分ひとりでは気づかない視点から物事を見ることができるようになります。「考えが整理されスッキリした」「大切なことにエネルギーが集中できる」「営業成績が上がった」「学校に合格した」など、精神的な成長と具体的な結果を手にすることが可能です。
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