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目標設定の面談って力入りますよね。
どうやってやる気になってもらおうか、
フィードバックをどう伝えたらいいか・・・・
リーダーの皆さん、面談前にいろいろと思いを巡らせて
本当に大変です。
なんとか仕事にやりがいを持ってほしいと願って、
魅力的な高い目標を掲げてもらいたいと思いますよね。
あなただったらできるよ!
本当はどうしたい?
もっといけるよ!
励まし、応援しているのに、
当の本人は・・・・・できることしか言わない。
これまでを維持する、とか
間違えないようにする、とか
目標を高くすると大変だと思っているからですね。
もうちょっと目標上げるとしたらどう?
なんて訊くと、
できない理由や、ここまででもがんばってきたんです!
などと返されたり。。。。。
いきなり、防御線を張ってくる気配に、
これ以上言えないなぁ、としり込みしたくなりますね。
そもそも、
仕事に対する勢いや想いは、
雇う側と雇われる側では、まったく違います。
起業家や経営者は、
事業の成長・発展が喜びで、
逆に足を止めたら事業は停滞すると知っています。
不安と常に背中合わせ。
社員を養い、さらに社員の家族を養っている責任も感じています。
社員やスタッフ、特に役職についていない人は、
自分と家族の生活だけを守れたらいいと考えている人も少なくないです。
目の前の仕事を着実に「こなす」ことが責任を果たすことだと考える人もいます。
極端な話、会社が多少収益が落ちても、
自分に対する給与が支払われている限りは安泰だし、
給与が出ないと会社を責めることができます。
もちろん仕事に情熱をもって臨んでいる人はいますが、
それでも、社長の責任感とは比べようがないと私は思います。
何が言いたいか、というと・・・・
経営者が自分の願いを社員に持たせようとするのは、簡単ではないということ。
そもそも違う人間ですし、
立場まで違えば、そりゃ無理なのです。
本人が「持ちたい」と思わない限りは、
「持たせる」ことはできないです。
表面的には掲げても、本心ではないから達成するのは無理です。
それをよくよく理解した上で・・・・目標面談です。
大きな目標を持たせようと考える前に、
まずは相手のことを知りましょう。
その社員が何を望んで働いているのか?
何を強味としているのか?
どんなときにやりがいを感じているのか?
これまでに仕事を通して得たことは何なのか?
人生で得たいことは何なのか?
会社や仕事は、人生にどう影響を与えると思っているのか?
こんな個人のデータを収集してみませんか?
もしかしたら、案外とても大きな夢を持っているかもしれませんね。
それぞれの夢や希望を叶えるために、
仕事を、会社を、どう利用するのがいいか
何があったら、会社はその人の夢の実現の役に立つのか、
そんな視点で会話する時間が創れたら、
自然と今より成長する目標設定に会話が向かう可能性大です。
まずは、相手を知りましょう。
そして、
お互いがそれぞれの立場で、仕事を通して成長していける目標を
設定していくよう、会話してみてはいかがでしょう。
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