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私の話も聞いてほしい・・・

今日は、とても気になることがあったので
そのことについて。
 
コーチをする側は、しっかり話を聴くのは当然ですが、
コーチされるクライアント側も、しっかり聞いてほしいなぁ、と思うことがあります。
 
というのも、
 
コーチングは質問型のコミュニケーション。
コーチが質問して、相手が答えを出す・・・のですが。。。
質問とズレた答を返す人がいるんです。
 
集中して最後まで聞けていないんですね。
質問の入口のあたりで耳がストップして、わかった気になって
そこから先は解釈して答えているようです。
ひとたび話始めると、脱線する力もものすごく強い。
自分の興味ある方向にこちらが連れていかれそうになります^^;
 
例えば、
これまでの成功体験について訊ねているのに、
今日起きた問題を話す、といった感じです。
 
「今日のテーマはこれでしたよね。今、私はこんな質問をしました。
そして、あなたはこう答えました。話がかみ合っていないように私には感じますが、
この話を聞いて、あなたはどう思いますか?
ここからどこに向かって話していきたいですか?」
 
こんなふうにフィードバックを間にたびたび入れて、
話を進めたい方向を確認して、仕切り直します。
 
自由に話してもらうのは構わないのですが、
話したいことだけ話しているとしたら、会話にはならないですから
コーチングにもなりません。コーチの質問が届かない。
 
私は時折、
「おーい、どっちにいくのよー(ToT)/」と心で叫びたくなるときも・・・。
 
コーチの質問は、
クライアントが持っていない視点に目を向けさせ、
選択肢を広げる効果があります。
 
ところが、質問を自分で解釈して、話したいことだけを話すと
自分の枠から出られないですね。
ですから、たくさん話す割には、新しい行動を起こさない。
相手不在のコミュニケーションがクセになっているようで、
コーチングを受ける力も、残念ながら弱い人です。
 
 
おそらく、
日常的に、見えてること、聞いていること、の範囲が狭いのだと思います。
盲点が多いと想像できます。
ご本人は気づいていないようですが。
いろんな意味で危険だし、可能性が拓きにくいのではないかと心配。。。
 
 
こんな方に、ご提案していることがあります。
 
それは・・・
ノートを1冊用意して、毎日、どんな些細なことでもいいから、
新たに気づいたこと、発見したことを1つ以上書き出すこと。
 
それともう一つ、
 
できれば、毎朝瞑想の時間も持って欲しいです。10分でいいので。
朝の10分、というと長いようですが、
1年間で3650分、つまり60.8時間・・・たった2日半分の瞑想で
集中力とコミュニケーション力が上がる可能性があるなら、
やってみる価値、あると思いませんか?
 

 
静かに座って目を閉じて、自分のペースで鼻で普通に呼吸するだけでいいです。
 
おそらく、いろんな思考がわき起こり
最初は落ち着いて座っていられないと思いますが、
考えが起きたらスーッと流すイメージを持ってください。
 
そして、次の考えが起きたら
またスーッと流す。
 
「無になろう」としないで、自然に起きてきた雑念を
流すイメージで10分。
無になんて、まずなれないですから、いろんなことが浮かんで当然なんです。
そのうち上手に瞑想できるようになります。
 
思考のクセは自分では気づきにくいから
質問に対する答を言えているか、会話が成り立っているか
気になる方は、周りに人に聞いてみてくださいね。
 
人と人が関わると新たな可能性が開かれます。
だから、相手の話に耳に傾けて、刺激を交感していきましょう。
 
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2018/04/22 | Posted in
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