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リーダーって大変です。
声をかけてきてくれるのは、
相談ごと、というより
スタッフの誰が悪い、といった人間関係のグチや不平不満、
考えなしの指示待ち、
お客様からのクレーム、手遅れ寸前の問題・・・
人が多ければ、仕事が楽になるどころか
人の数だけ課題も増えて
自分の仕事時間が奪われていく・・・
いい話なんてちっともない(T_T)
一日終わったらヘトヘト。
楽になりたいですよね。
想像してみましょう。
グチや不満が・・・建設的で前向きな提案に変わり、
指示待ち人間が・・・自分で考えて行動する人になり、
問題が大きくなる前に・・・皆がリスクマネジメントできるとしたら、
ずいぶん楽になって、
職場にいることが喜びになりますよね。
そんな職場を実現しませんか?
もちろん、
「こんな職場にしましょう!」と職場で叫んでみたところで、変わるわけはないですね。
だって、愚痴を言う人たちは、自分以外の誰かが快適にしてくれるのを待っているのですから。
いくつか手順があります。
まずは、あなた自身が基準を変える決意を持つことです。
不満を受けるのをやめましょう。
言ってくるんだから、仕方がないと思っています?
話を聴くのは大事です。だけど、背負ってはいけません。
話を聴いたら、自分に質問です。
・本当に起きていることは何だろう?
・それは、どんな影響を及ぼすことだろう?
・この人の望んでいることは何だろう?
・それは、目標とどんな関係があるだろう?
・自分はこの人に何を望んでいるだろう?
相手には、こう質問です。
「あなたはどういう状態になったらいいと思っていますか?」
「望んでいることは何?」
理想の状態ですね。
不満ばかり言うクセのある人は、悪い点ばかりに執着して、本当はどうなっていたいのかまで考えていないことが多いです。
悪い姿より、本当に望んでいる状態を考えてもらいます。
「そのために、あなた自身がしたことは何?」
自分以外のせいにする傾向の強い人は、自分では何もせず、
リーダーのあなたにすべてを押し付けようとしているかもしれません。
その人なりに、どう対応したかを訊きます。
それから、続いて次の質問。
「あなたができることは何があると思う?」
もし、責任を自分以外のせいにし続けるなら、しっかりと伝えます。
「あなたは人のせいにしてばかりのように私には聴こえます。
愚痴の代わりに、提案を言って欲しい。」
不満の丸投げを受ける習慣をやめましょう。
解決を本人たちにしてもらうよう促します。
以上は、コーチングの「質問のスキル」と「フィードバック」「リクエスト」の活用です。
「私には〇〇に思えます」・・・フィードバック(Iメッセージ)
「提案して欲しい」・・・リクエスト
こういう対応を続けたら、愚痴より提案でないとあなたに言えない、と思うはず。
簡単に気に入らないことを言ってくる習慣をストップしましょう。
コミュニケーションの形を変えるのは、最初は難しいかもしれません。
だけど、やってみましょう。
自分も相手も成長します。
自分で考え、責任をおうスタッフが増えると
ずいぶん楽になります!
他にもあなたが楽になるコーチングの技術、あります。
知ると使いたくなること請け合い(^^)
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