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今日は、「コーチの使い方」について。
コーチングって何だろう?と、まだよくご存じない方も多いと思います。
定義は、いろいろと出処によって異なりますが、
簡単に言うと・・・、
コーチ(コーチングする人)はクライアント(コーチングを受ける人)の目標を明らかにし、到達するまでの道筋を考える手助けをしていきます。会話を通して。
どんな会話かというと、
まず、しっかり話を聴き、認めながら、さらに思考してもらうための質問を投げかけて、答を出してもらいながら、目標達成までの意欲や行動を引き出していきます。
「目標」とは、コーチングの「ゴール」のこと。
それは、夢の実現であったり、悩みの解決であったり、人によってさまざまです。
ココで大事なことは、コーチはアドバイザーではないということ。
方法を教えてあげたり、ましてや未来を予言して方策を与える占い師のようなことはしません(笑)
コーチングするより、思いついた自分の答をもっともらしく言ってしまう方が気持ちいいですけれどね。
人は元来話したがりで、話すことで自分を正当化し、教える側になろうとします。
でも、コーチはクライアント主体ですから、そういうことはしないのです。
なので、
「答は相手の中にある」と信じて、その答を引き出すのがコーチング、と言われています。
が、答・・・ないときもありますよね。
実際のところ、
私は、答は「ある」のではなくて、考えて「決める」が正しいのではないかと思っています。
この「決める」の主語は、もちろん「本人」。
でないと、
「決めさせられた」になってしまう。
自分で決めるのが大切なところ。
自分で考えて、判断して、決める。
そして、行動。
こなれていないコーチは
「どうしたらいいと思いますか?」「どうしたいですか?」と、そのまんま質問する人もいます。
直球もときには効果的ですが、
答がない人は、
「どうしていいかわからないから、コーチング受けてるのに・・・」と
心の中でつぶやいています。
実践を積んだプロのコーチは、いろんな角度から質問していきます。
うまくいくことで何が手に入るのか?
何があれば、うまくいくと思うか?
それはあなたの人生にどんな影響を与えるのか?
それができると、今と何が違っているのか?
そのことについて詳しいのは誰か?
その人だったら、どんなことをすると思うか?
これまでに似たようなケースでうまくいったことはないか?
プロコーチだと、課題に対して20個くらいは軽く質問があげられます。
少し時間があれば、50個くらいは出せると思います。
質問の質がよければ、
それだけ答の質は上がる。
コーチの質問にひとつずつ答えていくことで、
核心に近づき、最終的に自分で答が出せます。
ここが自分ひとりでは行きつかないエキサイティングな領域だと私は思っていて、
コーチングの最大の面白さのひとつ!
もし、あなたがプロコーチからコーチングを受ける機会があるなら、
考えても答えられない質問を出されたときは、
「他の質問をお願いします」と言ってみてくださいね。遠慮しないで。
リクエストしていいのです。
コーチをうまく使ってみてください。
率直なコミュニケーションが会話の質自体を上げていきます。
成長し合える時間、価値ある時間をコーチと過ごしてくださいね。
私は、この17年の間に8人の方にコーチとなっていただきました。
それぞれ3か月以上コーチングしていただき、長いと2年以上。
個性もさまざまで、いろんなテーマで関わってもらいました。
コーチングを受けると、1人では考え付かないアイデアが出てきたり、
それを実際に行動に移せたり、
最終的には目標達成!
私はこうした先輩コーチのお陰で、コーチングの効果を実感し、
コーチになり、独立起業し、コーチの国際資格も取れました。
経営者や起業家の方は特におすすめします。
答を決めるのは自分ですが、決定に至るまで存分に思考を深めて、自分の意志を固めるにはコーチは一番の味方になります。
まだプロのコーチングを体験したことがない方は、
あるいは、ときどき聞くのですが・・・追い詰められるような質問や出口の見えない質問で、
コーチングが苦手になった方は、
ぜひ、経験豊かなコーチによるコーチングを受けてみてください。
きっと、人と関わると可能性が広がる!と実感できます。
楽しいですから、ぜひ!!
■3か月間の【パーソナル・コーチング】
経営者の方、起業家の方向けの個人コーチング。
あなたの味方になって、目標に一緒に向かいます!
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