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聴き取るために、できること

どんなに一生懸命聴こうとしても
絶対すべては聴けていない。
 
すべてを知覚できたら、とんでもないことになります。
音の洪水で、落ち着いて座ってなんていられない。
精神的におかしくなってしまいます。
 
そうならないように、私たちはできているんです。
 
聴きたいことを無意識に選んで聴ける。
有難い仕組みですよね。
 
ただ、それだと・・・
 
相手が本当に伝えたいことと、
こっちの聴きたいことがかみ合っていないなら、
 
会話がズレていきます。
場合によっては、まったく違う内容に受け止めてしまうことも。
 
じゃあ、どうする?
 
まずは、
「全部は聴けてない」と素直に思うこと。
 
聴き落としている可能性がある、という認識が、
相手を理解しようとする意識につながります。
 
そして次に、
 
何が聴けていて、
何が聴けていないのか?
受け止めた内容で合っているのか?
 
話してくれた相手に確認してみると
スッキリしますね。
 
・自分には、こんなふうに聴き取れたけれど、合っている?
・言ってくれたのは、こういう意味かな?
・もし、違っていたら教えてほしいんだけれど、
一番言いたいのはこういうこと?
 
このひと手間があるだけで、
ズレることなく会話ができるだけでなく、
相手は、理解しようとしてくれているあなたに
信頼を寄せるはずです。
 
相互理解度がグーンッとアップします!
 
★今日のCoaching Question★
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Q.どれくらい聴き取れているか確認していますか?
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感想・気づきをコメントでお寄せください。
お声をいただけたら嬉しいです♪
info@piena-coach.com まで。
 
 
追伸:
「以心伝心」と言いますが、
 
「話さなくてもわかるだろう」ではないですね。
 
それだと、伝えた側には問題なく、
聴いている側に責任を負わせているだけです。
 
コミュニケーションは、相互理解。
 
ことばにして伝える努力は必要で、
言わないと伝わらない。
 
それに、
 
がんばってことばにしたつもりでも
伝えきれないものもある。
そのズレを少しでも小さくする思いやりが
お互いにあるといいですね。
 
表情や、
声のトーン、
会話の途中の少しの間だとか、
姿勢や態度から察してあげる力は
誰にでもあると思います。。
 
言ったことだけがすべてではないから、
ことばになっていない想いも受け止めて
話を聴いていくことが大事です。
 
ことばと態度で心を伝え合う。
 

 
「聴く」というスキルは、
自分中心から離れた優しさがセットだと私は思います。
 
愛と優しさをスキルとともに育てていきたいですね。
 
そのためには、
なんとなく、ではなくて
「積極的に」「前向きに」聴く習慣をつけませんか?
 
プロコーチにとっても最重要スキルである傾聴
 
どこまで聴いても、完璧にはなれない。
だからこそ・・・面白い!
私たちはまだまだ成長していける\(^o^)/
 
 
 
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2018/06/20 | Posted in
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