BLOG
「目標、達成したいこと、は何ですか?」
コーチングでは、まずはこういう質問からスタートしますが、
人によっては、
目標とはいえないような
小さなことがらを言う人がいます。
やればすぐ終わるようなto do listのようなものであったり、
コーチングしなくても自然にいけそうなものだったり。
大きな目標を言えない理由を考えると・・・・
2つあるかと思います。
まずは、
大きな目標を持つ気がない人。
本人がそれで良ければOK!
でも、ちょっともったいないですね。
もう一つ考えられるのは、
実現したいことはあるけれど、
口にして達成できないと恥ずかしい、できない約束はしたくない、
やり方がわからないと達成できる自信がない、
という人。
だから、to do listのように、やればできることを目標に掲げると
無理がありません。
でも、、、、これこそ大変もったいない!
確かに「これをやれば絶対上手くいく!」という方法はないです。
方法は千差万別。
いろんな目標を達成してきたクライアントさんを見てきましたが、
成功する人は、「これかな?こうかな?」と、やりながら、
道を切り開いていきます。
他人は、
「この方法で上手く自分ができたから、同じようにすればいいんだ」
と言うかもしれないけれど、
そもそも違う人間なんですから、同じ結果が出るはずない。
成功した人と時代や環境も違います。そっくりそのまま使えません。
だからこそ
やり方がわからないことを目標にしましょう。
自分にとってのベストな方法を探しながら、
「最後まであきらめなければ目標達成できる」
というのが一番の真実です。
大事なのは、
「本当に自分がやりたいことなのか」
やり遂げる価値を感じていれば、
いろんな方法を試して上手くいかないとしても
試した数だけゴールに向かっている感触が得られます。
成功への最短ルートは、あきらめずに進む情熱があること。
目標は、やり方がわからなくても掲げていいんです。
やり方はあとでついてくる。
だから、今の自分を越えた大きな目標を持ちませんか?
★今日のCoaching Question★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Q.目標に向かう手立てを気にし過ぎていませんか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
追伸:
無理に目標を掲げなくても、
意外なときに目標を持つことになるかもしれません。
そうしたものは、できるできないを考える余地を与えず、
ひたすら前に進ませます。
私に関していえば、
今もって、自分で事業をやっているのが不思議です。
サラリーマンの家庭に育ち、
父は朝、車で出かけ、夕方に帰ってきて
家族そろって7時に夕飯を食べる。
父のお給料日には、近所のお肉屋さんですき焼きを食べるのが恒例でした。
昭和のにおいがしますね(笑)
ですから、私も迷うことなく会社員になりました。
仕事をする=雇用される
以外の選択肢を思いついたこともありません。
あの事件があるまでは。
事件というと大げさですが、
私にとっては人生の中で「大事件」でした。
勤続3年目に、総合職から一般職にかえられて、
1ヶ月10万円近く賃金が落ちました。年収で約100万円。
サラリーマンには大きな額ですよね。
出て行け、というサインです。
大きな失敗をしたり、損失を与えたわけでもないのに。
組織の方針がガラッと変わって、
私を見込んで雇ってくれた本部長が出て行くことになり、
その周辺の人間がどんどん退職に追いやられていきました。
トップの気持ちが変わると、こういうことも起きるんです。
雇われているのだから、従うしかないんですよね。
雇用される側の弱さがよくわかりました。
とはいえ、そう簡単にやめるわけにはいかないので、
意を決して労務に強い弁護士を立てて、給与を若干回復させました。
が、こうなると組織との対立を宣言したことになります。
配置転換されたのは、
専門職の集まる現場で、私の能力を発揮できるところではなく、
それでもできることを探して1年近くやっていきましたが、
望まれていないのに、毎日職場にいくことを想像してみてください。
存在価値がない自分を日々感じながら生きている状態です。
このとき助けとなったのがコーチング。
その当時、素晴らしいコーチからコーチングを受けていて、
自分の方向性を模索した結果、
コーチとして独立起業する決意を固めました。
コーチングを学んで4年目の出来事です。
この事件がなければ、
このコーチにコーチングを受けていなければ、
起業していなかったと思います。
私の常識は、仕事する=雇用される、だったのですから。
それまでにない目標です。
自分で身を立てていくなんて。
できるかできないか、と考えても仕方ない。
前に進むと決めたからには、
税務署に行って事業の届け出をしたら、はじまるんだ!と
それだけです(笑)
とりあえず、看板をあげるために、
わずかな退職金を全部使ってホームページを作ってみた。
ひとり事業だとダラダラしそうなので、仕事のペースを作るために
カルチャーセンターに提案書を持ち込み、講座を開こうとしたけれど、
「コーチング」という知らないものに拒絶反応を示され、
すんなりとは行かず・・・。
といったスタートです。懐かしい(*^-^*)
支えとなったのは、当時、数人のクライアントさんがいてくれたこと。
「私の存在を受け入れてくれる場所は、ここにある!」
と思えたことが、新たな目標と未来への期待になり
今日に至ります。
今年5月で創業14周年!
今、私のスクールでプロ資格を目指している人たちを見ていると
その情熱や意欲は本当に素晴らしいと思います。
私はただ日常の業務の中で活かせたらいいなぁ、といった
適当な気持ちで学んでいました。
みんなが当時の私を見たら、「こんなのでもプロになれるんだ」と
安心してもらえるかもしれません。
上手くいったこと、上手くいかなかったこと
全部ひっくるめて、ゴールに向かう必要なこと。
達成したいことがあると、
必要な情報やもの、人は自然と目にとまります。
それを検証しながらやっていく。
そんなふうに、やり方はあとでついてくる。
行きたい場所があれば、そこに行く方法を自然と調べたり
考えたりするのと同じことですね。
大きな目標を持つと、
「なんとでもなる」ではなく「なんとかする!」になります。
だから、がぜん力も沸いてくる!
たどり着く先は、自分だからかなえられるオリジナルのゴール。
そう思うとワクワクしませんか?
季節は春に向かいます。
どうぞためらわないで、大きな目標を掲げてくださいね!
あなたが自分らしく目標に向かい達成することが
周りに喜びを与えることにきっとつながります。
それが価値ある自分を喜ばせる生き方だと私は思います。
私たちには目標や夢を叶える力が備わっていますから、大丈夫!
応援しています!!
大事なのは「行動する」こと。
実践するとどんないいことがある?
それは・・・
した人だけにやってくるご褒美♪
一つの行動が次のステージへの扉につながります(^^)
どうぞ良い一日を(^^)/
コメント・感想、なんなりと♪
いただいたメールには、必ずお返事いたします。
info@piena-coach.com
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
では、また♪
矢野紗基
———————————————————
■春開講!スクール説明会に参加しませんか?
【ピエナコーチングマスタースクール説明会】3/10・21・31
変化の多い時代、コーチングスキルは強い味方になります。
部下指導や顧客対応、日頃の人間関係にも使える活きるスキル。
4月はじまりのベーシッククラス開講に向けて、説明会を開催します。
詳細と日程の確認、お申込はこちらから♪
締切は各開催日の8日前なので、お早めにお申し込みください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/pcms
———————————————————
ピエナコーチングプロジェクト 代表 矢野紗基
(国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ)
★E-MAIL : info@piena-coach.com
★公式HP : https://www.piena-coach.com
※社内・取引先・ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。
出所を明記していただけると嬉しいです。