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連休明けての慌ただしさ、そろそろ一区切り着かれたでしょうか?
あれもこれもと抱えていると、息苦しくなってきますね。
とかく、すべてを引き受けるのが当然、と思いがちです。
・ひっきりなしにかかってくる電話
・部下からのつまらない不平不満
・領域を越えて押しつけられる仕事
・業務時間外の対応
など
これらが労働時間を長引かせたり、
本当にやりたい仕事から遠ざけている原因になっていませんか?
とてもシンプルな解決方法があります。
「NO!」を言うこと。
このことばを言う選択肢があなたにはあります。
我慢するのをやめましょう!
それはムリ!と思われますか?
想像してみてください。
この状態がいつまで続くかを。
本来目指したい目標がいつまでたっても近づかず、
目の前のことに翻弄されて、疲れ果てていく姿が見えていませんか?
おそらく
誰もこの状態を変えてくれない。
けれど・・・・自分で変えられますよ。大丈夫!
例えば・・・
・ひっきりなしの電話
→ 自分以外の人に取らせる。あるいは、時間ごとに当番制にする。
・部下の不平不満
→改善案とセットでない限りは受け付けないと宣言する。
他にも方法はあります。
とにかく、線を引きましょう。やらない、と決める。
境界線を適切に引くと
気分スッキリ!
驚くほどに自由に自分らしく成果をあげていけます。
★今日のCoaching Question★
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Q.何に我慢していますか?
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追伸:
ほとんどの場合、
NOを言えないのは、関係性を考えるからです。
だから、
境界線を引くには、勇気がいります。
それだけに、
その決断をして、実行するだけで、
精神的にも成長すると、私は思います。
境界線を引くには、ステップがあるので、
紹介しますね。
【境界線をひく5つのステップ】
ステップ1
その言動をしないでほしいと伝える。
ステップ2
その行為が私にとってどういうものかを伝えて、
すぐにやめて欲しいとお願いをする。
ステップ3
どうしてほしいのか代案を伝える。
ステップ4
それでも協力を得られなければ、強くリクエストする。
ステップ5
それでも聞き入れてくれなければ、離れる。
状況によって、必ずしもステッブ1から入らなくてもいいです。
私は以前、上司に対してステップ5を取りました。
ご本人に悪気があってのことじゃなかったので、
「やめてください」と言えなかったからです。
相手が納得しそうな
もっともらしい理由を立てて離れることを選びました。
それは、こんな状況です。
私は、上司からたびたび呼ばれてアイデアを聞かされたり、話し相手になっていました。
それ自体はとても有り難いことなのですが、
当然のことながら、呼ばれるたびに仕事が中断します。
それは、仕事だけでなく休憩時間にまで及んでいました。
その上司は、皆の昼休憩より先に食事を済ませる人だったので、
お昼に私が自分の席で食べているときに、向かいの席に座って
仕事の話をするのです。
食事中の私に視線を向けて、延々と話されます。
食事しながら、ひたすら話す上司の相手は結構つらい。
それが毎日です。
NOを言えなかったんですよね。
せっかく私に話したいと思って話してくれているんだから、
聴かないと失礼だと思っていました。
経営トップの方に、それだけ信頼されているのは有り難いことです。
でも、私の身体は正直でした。
食事が喉を通るたびに、胸に痛みを感じ始めました。
・・・・食道潰瘍になってしまったんです^^;
お医者様が
「珍しいね。胃じゃなくて食道に潰瘍ができるのはまれだよ」と。
さすがに、
「私の昼休憩をとりもどそう!」と決意。
とはいえ、
あなたのせいで食道潰瘍になりました、とは言えないですよね^^;
なので、考えた。
お昼ごはんは、お昼ごはんを食べる場所で食べることにしよう!と。
「すみません。今日からお昼は持ってこれなくなったので食堂に行くことにしました」
と、上司に言いました。
考えてみれば、当たり前のこと。
食事を食事する場所で摂るだけのこと。
こうして私は、上司を不快にさせることなく
自分の自由なお昼休憩を獲得したのでした。
私なりの線の引き方でした。
たったそれくらいのこと、だと思われるかもしれないですが、
ずいぶん葛藤したんです。
この経験で、
いくらでも嫌なものや人から遠ざかる方法ってあるんじゃないかと
思うようになりました。
ちゃんと決めて、きちんと線を引くことは
決して「逃げ」ではないと思います。
我慢して、被害者意識を深めていく方が不健全。
結果的に何も良いことが起きません。
悩みから解放され
自由になって
自分らしくふるまえるようになる方がみんなが幸せ。
私は、どんなことに対しても
境界線を引く方法があると思っています。
戦うことなく、逃げることもなく、
「エレガントに適切な線を引く」。
コーチングを学んでいたときに教えてもらった
印象に残ることばです。
素晴らしく大人の対応ですよね。
その当時、コーチングを受けていて整理していけたのが
うまく線を引けた理由のひとつです。
渦中にいると、自分を見失います。
うまく線を引けないな、と思ったときは
誰か客観的に応援してくれる人を頼って話してみてくださいね。
きっと最善の方法を見いだせます。
どうか、身体や精神のバランスを崩すほど
がんばりすぎないで。
これから緑も太陽もさらに輝く季節がやってきます。
あなたも自分らしく輝いてご活躍くださいね!
大事なのは「行動する」こと。
実践するとどんないいことがある?
それは・・・
した人だけにやってくるご褒美♪
一つの行動が次のステージへの扉につながります(^^)
どうぞ良い一日を(^^)/
コメント・感想、なんなりと♪
いただいたメールには、必ずお返事いたします。
info@piena-coach.com
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
では、また♪
矢野紗基
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