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●◯● ブログセミナー★目標を上手に達成する方法 第2回 ●◯●
【「心から望む目標」を設定しましょう】
前回から、
「目標」をテーマにお伝えしています。
ご覧になっていない方は、
以下のURLからご確認ください。
【いつまでたっても目標が達成できない、その理由をご存じですか?】
https://www.piena-coach.com/executive/2804/
前回のおさらいを少し。
目標が達成できる人とできない人には、
2つの段階でその原因があります。
1つは、目標を設定する段階。
もう1つは、目標まで至るプロセス。
それぞれを正しく取り組むことが重要です。
目標が達成できないのは、運や能力ではなく、
まずその基本的なことがはずれていることが理由です。
今日は、その1つめの段階、
「目標設定」について進めていきます。
さて、前回のブログの最後に
私がラジオに出演したときのことに触れました。
お正月で「目標」がテーマ。
私はリスナーから寄せられた質問に答える役割です。
その中に
「目標は持った方がいいのでしょうか?」という声がありました。
私の答は
「持ってもいいし、持たなくてもいい。どちらでもいいです」
想定外の回答だったようで、
ラジオパーソナリティーの方が驚きました。
「持たなくてもいいんですか?!」
「はい、持たなくてもいいです。持った方が楽しいですけどね」
私は、なぜこのリスナーの方に対して「持たなくてもいい」と言ったのか?
それは、・・・・・
自分が決めることだからです。
いいか悪いかは自分にとっての判断ですよね。
こういう質問をする人の傾向として、
目標を持ったらいい、と人に言われて達成できなかったら
「持つといいと言われたから」と、
自分以外のせいにして、落ち着きます。
「自分が決める」意志が弱い人は、
目標達成が難しいのです。
とかく人に頼りたがる。
ちなみに、
「目標を持つと、どんないいことがありますか?」
という質問なら、私は答えました。
「持った方がいいか?」とは、
似ているようで大違いの質問です。
今日のタイトルは
「心から望む目標」を設定しましょう、です。
そもそも、目標とは何でしょうか?
あなたにとって、目標とは何ですか?
辞書を見ると、
「なし遂げようとして設けた目当て」とあります。
到達したい地点のことですね。
よく同じように扱われるもので「抱負」や「願い」があります。
けれど、「抱負」も「願い」も達成する地点は曖昧です。
先のラジオ番組でもありましたが、
目標といいつつ抱負を語る人が少なくありませんでした。
「健康な一年でありますように」
これは目標にはなりません。
漠然としすぎていて、達成する地点がわかりませんね。
ゴールはここ! と旗を立てられてこそ目標です。
そして、目標には「目的」があります。
「なんのために達成するのか?」が目的になります。
目的は目標と違って、抽象的なのが特徴です。
目標より目的がより重要だと言えます。
目的は、自分の大切にしたいこと(=価値観)と
つながっているからです。
例えば・・・
目標:医者になる
目的:地域の人たちが充実した医療を受けられるよう貢献する
この場合、残念ながら何かの事情で医者になれなかったとしても
目的を果たせる他の目標を立てることができます。
町役場に勤務して、医療を充実させる仕組みを作ったり
ボランティアで医療の充実を図る活動もできるでしょう。
逆に、目的がハッキリしていない目標は、
力が入らず、あきらめも早いです。
以前、セールスで実績を上げたい、という目標の方がいました。
目的は「世界平和」だと言います。
理由は、広島生まれだから、いつかは世界平和の役に立ちたい、と。
目標と目的、その理由がバラバラです。
あつかう商品や会社の方針には、「世界平和」とのリンクは
見られませんし、その人の販売姿勢にもなさそうです。
?????
いくら質問しても、つながりが見えませんでした。
しかも、その人の話から平和を愛する気持ちが伝わってこない。
これまでもそうした活動経験があるわけではないし。
断片的で、見映えの良い目標と目的を並べて、
本人は正解を言ったように頑なな印象です。
私が感じたことは率直にフィードバックをしてみましたが、
なんというか、のれんに腕押しのような問答になりました。
本人は、まったく意としない
目標自体は具体的だったので、
行動するうちに目的が明らかになるかもしれないと思い、
行動計画を一緒に立てていきました。
コーチングは、相手との合意をとりながら進んでいきます。
極端な言い方をすると、
本人がやりたいようにやることを応援するのがコーチです。
けれど、
私の違和感は的中・・・・
本音と向き合っていないこの方は、
コーチングが2ヶ月持ちませんでした。
断ってこられる直前のコーチングでは、
私の質問を受けるのがつらそうで、思考停止状態。
明らかに目標に対する拒絶感が見えました。
そしてメールで、
「もうできません。私は何をやってもダメなんだとわかりました」
が最後のことば。
・・・・あきらめ早っ! 過去最速^^;
シャッターを下ろして、早く終わらせたい、という気持ちが伝わる内容でした。
フォローのことばもかけましたが、返事もなし。
途中でコーチングを終わらせることは,滅多にないので
私には大変印象に残っている出来事です。
これは、目標設定が間違っていた例です。
本人の意志は確認していますが、
本当はイヤイヤな目標、つまり、やらなければならない目標だったのだと
思います。
でなければ、目的とのつながりがないはずありません。
心の底では「逃げたい」と思っているから、壁があったら簡単にあきらめます。
納得がいっていないのに、達成するのが自分らしい、と決めつけ
本当の自分の気持ちと向き合っていなかったために
「私は何をやってもダメ」という全否定で終わってしまいました。
あぁ、もったいない(>_<)
もっと正直になってほしかった。
この被害者的な心の態度は、
おそらく職場でも発揮されていると思います。
成績が上がらないのは、スキルでも能力でもなく
目標と目的を自分のものにしていないからです。
私は、一層、目的について大切に扱うようになりました。
本当に達成したいことは、壁が立ちはだかっても
いくつかの選択肢を必死で考えて、乗り越えていきます。
何のためにその目標を達成したいのか、
それがわかるとなおさら前進する力がわいてきます。
真の目標はウキウキ感満載!
そして、「自分で決めた!」という納得感があります。
たとえ、一時的な失敗があっても、潔く次に向かう切り替えができます。
それが達成するために必要だとわかっているからです。
そんな目標を持って、これから先進んでいきたいですよね!
では、私があなたのコーチとして質問していきますね。
今、お持ちの目標を再確認してみてください。
Q.あなたの目標は何ですか? 何を達成したいですか?
Q.その目標の目的は何ですか? 何のためにその目標を達成したいですか?
Q.その目標を達成したら、どんないいことがありますか?
Q.目標達成した自分と今の自分、何がどう違うでしょうか?
Q.目標達成した状況を想像してください。そばに誰がいますか?
どんなことばをかけてくれているでしょう?
最後の質問です。
Q.その目標を達成した未来の自分が、今のあなたに声をかけるとしたら
何と言うでしょうか?
ウキウキモードが上がったとしたら、
その目標は、あなたの真の目標です。
今日のまとめです。
・目標には目的が必要です。
・目的は、価値観と結びついています。
・目的がハッキリしていれば、目標は変更することもあります。
・「やらなければならない」目標は、イヤイヤな目標。、あきらめが早いです。
・真の目標は、ウキウキな目標。自分で決断した納得感があります。
だから実現するまであきらめない!
けれど・・・・・
まだこれだけでは達成する目標とは言えないんです。
気持ちの盛り上がりはとても大事ですが、
それを今後、行動に変えていく必要があります。
私はあなたのコーチとして、
その情熱をさらに目標を磨き行動に変える方法を
次回お伝えします。
実現への階段が徐々に見えてきますよ。
お楽しみに!
大事なのは「行動する」こと。
実践するとどんないいことがある?
それは・・・
した人だけにやってくるご褒美♪
一つの行動が次のステージへの扉につながります(^^)
どうぞ良い一日を(^^)/
コメント・感想、なんなりと♪
いただいたメールには、必ずお返事いたします。
info@piena-coach.com
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
では、また♪
エグゼクティブライフコーチ
矢野紗基
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ピエナコーチングプロジェクト 代表 矢野紗基
エグゼクティブライフコーチ
(国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ)
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★公式HP : https://www.piena-coach.com
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