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質問って、答えてもらうためにするものですね。
けれど、ときどき、形は確かに質問ですが、
答える気持ちにならない質問があります。
どうしてうまくいかなかったの?
どうして約束を守らなかったんですか?
なぜ言ったとおりにしなかったの?
なぜ時間どおりに来なかったんですか?
どうしてもっと早く言わなかったの?
なぜ早く起きれなかったの?
どうして準備が間に合わなかったんですか?
こんなふうに訊かれて、
「それはこういう理由です」
と答える人はほとんどいません。
責められているように感じて、
自分が悪いんだ、と小さくなってしまうか、
済んだことをネチネチ言われているようで逆ギレしてしまう
気持ちになるか、
このどちらかのパターンが多いようです。
共通して言えるのは、
解決策を考える方向に頭が働かないこと。
この質問をよぉく見てくださいね。
「どうしてうまくいかなかったの?」
どうして(なぜ) + 過去形 + 否定文
この質問の形は、
終わったことに対する否定的な追及です。
だから、責められたように感じます。
この問いは、質問ではなくて
『詰問』
と言います。
もはや答を聞こうとする姿勢ではなく、感情で責めています。
だから、建設的な話にはならないし、
「次はこうやってみよう!」という改善案は出てきません。
質問の形をとりながら、解決に向かわない
役に立たない問いです。
責めても人は変わらない。
だから、未来をより良くするための『質問』にしましょう。
【過去+否定】どうして、うまくいかなかったの?
↓
【未来+肯定】どうしたら、うまくいく?
質問は未来の形、肯定文で。
それが次のステップへ扉を開く『質問』です。
★今日のCoaching Question★
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Q.その質問、詰問になっていませんか?
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行動した感想・気づきをコメントでお寄せください。
お声をいただけたら嬉しいです♪
追伸:
「どうして言うことをきかないの!」
お子さんを怒るお母さん定番のセリフですね。
どうして、って言われても・・・・・まさにこれが詰問。
私たちはこんなふうに、
小さいころからたくさん責めらながら、成長してきました(-_-;)
あるデータによると、
人は3歳になるまでに約2万回否定的なことばを浴びるんだそうです。
なんだか自分が不憫に思える。。。。。
そうして育って、今度は人を責める側にいることも。
気づいたら、変えていきましょうか(^^)
子育ては親育て。
部下育ても同様。その役割にふさわしい自分を育てます。
人と関わると可能性が広がる!
コミュニケーションを楽しみましょう♪
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大事なのは「行動する」こと。
実践するとどんないいことがある?
それは・・・
した人だけにやってくるご褒美♪
一つの行動が次のステージへの扉につながります(^^)
どうぞ良い一日を(^^)/
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