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年齢、キャリアが自分より上の部下をお持ちの方や、
2代目経営者で先代のときからの社員をお持ちの方から、
やりにくさや関係に悩む、という声がときどき寄せられます。
コーチングによるコミュニケーションは、
年上部下の方との関係性を良好にするのに有効です。
コーチングの基本姿勢のひとつは、
相手の尊厳と個性を認め、活かすこと。
そして、
正直でいること。
何より、前向きの期待を伝えて、認めていくことは大切です。
年齢や立場に関係なく、認められたりほめられたりして、
嫌な気持ちになる人はほとんどいません。
認める、というと、つい上から目線で
「がんばったね」とか「よくやった」という言葉になりがちなので、
知らないうちに、ほめるという行為を敬遠してしまっているかも
しれません。
効果的な認める言葉は、評価したり批評したりしないもの。
人として尊厳をもって関わることを主眼にすれば、
認める言葉も自然と選べると思います。
「さすがですね」
「お願いしてよかった」
「頼りになります」
こんな言葉であれば、受け取りやすいのでは。
また、仕事上の経験や人生の先輩として尊重する態度も
存在を認める行為として重要です。
「相談」をしてみてはいかがでしょう。
信頼を寄せていることが伝わるはずです(^^)
年下の上司に扱われることに対する抵抗感やプライドを
持っている人もいます。
そうした人へのやりにくさは確かにありますよね。
けれど、
目標を共有しながら、それぞれの個性が生きる働きかけを
していくのがコーチ型リーダー。
年齢が上であることも、経験が豊富なことも、
その方の強みとしてまっすぐに正直に認めることで、
互いの信頼関係を育むことができます。
がんばってください\(^o^)/
★今日のCoaching Question★
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Q.年上部下の方を認めていますか?
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行動した感想・気づきをコメントでお寄せください。
お声をいただけたら嬉しいです♪
追伸:
上司部下というのは、あくまで役割における立場です。
人として上だとか下だとか、そんなことはないわけで、
部下に対しても、年齢に関わらず、
尊重した態度でいるべきだと私は思います。
昔、上司に文章を読んで意見をくれ、と言われて
正直に伝えたら驚く言葉が返ってきました。
「あなたなんかに、言われたくない」
イエスマンを大事にする上司を相手に、率直に言ってしまった
私の失敗です(-_-;)
表に出す文書だったので、つい・・・。
ご自分は良い文章だと思っていて、賞賛してほしかったのだと
この言葉を聞いてわかりました。
真剣に仕事していると、ストレートに言ってしまいがちで
こんな人に対しては、認めることばも意識して言わないと
いけないな、と悟った事件でもあります。
そうはいっても、このセリフ、言うのはどうかと思います。
明らかに見下していますね。
見下されると、こちらも尊敬心を持てなくなります。
言葉だけでなくて、目線や態度からも
尊重されているかどうかは伝わってきます。
自分からあいさつをする。
話をするときは、しっかり相手の方を向く。
最後までさえぎらずに話を聴く。
こんな人として当たり前のことが、
立場が上とか下という理由で、おざなりにされていると
組織内での関係性が脆くなると思います。
逆に、
当たり前のことが当たり前にできている職場は、
互いの能力を認め合い、成長していきます(^^)
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