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  • コーチングの企業研修では、
    意欲を引き出す会話術のような形で
    褒め方や質問の型を学んで実践していく、ということが
    多いと思います。

     

    それがバッチリできれば
    かなりコミュニケーションが改善して
    なんらかの効果はあると思いますが、

     

    ・うまくいかない
    ・思ったとおりに動機付けできない
    ・結局ちっとも自分から行動を起こさない

     

    と部下との関係性や
    お客様、患者様といった相手とつながりを持てていない
    感じがするとしたら・・・・・

     

    根本的なことが原因だと思います。

     

    それは、

     

    相手を自分の思いに合わせて
    変えようとしているからかもしれません。

     

    やる気を引き出す、という根底に
    「させる」という気持ちがあるとしたら

     

    本当のコーチングからは外れています。
    だから難しくなる。

     

    難しくしているのは、
    相手が考えることを自分が考えすぎていたり
    自分の思惑にはめ込もうとするからです。

     

    それ、捨てませんか?

     

    一番シンプルな形で対応しましょう。

     

    見えていること、聞こえてくることを
    そのまま伝えます。

     

    例えば、
    「あなたの声に力強さを感じるよ」
    これは、本当に感じたことを解釈しないで伝えたことば。

     

    「ここまでで“使えない”と5回言いました」
    本人が言ったことをそのまま返すとこんなことばにもなります。

     

    案外、人は自分が何を言ったか、
    どう見えているかはわかっていません。

     

    事実を見て、聞いて、それをそのまま伝える。

     

    意見やアドバイス、もっともらしい説得より
    はるかに自分のこととして相手は捉えます。
    自分のことだとわかれば、考えます。

     

     

    本当のことほど
    強いメッセージはありません。

     

    こちらは何も考えないでOK。
    本当のことをそのまま伝える。
    だから、こうしたらいいよ!は、なくていい。
    こっち側の目論見だから。

     

    人を自分の思う枠に入れるより
    はるかに相手を動かします。

     

    相手の器を信じる自分の器を大きくして
    そのまま伝えてみませんか?

     

    コーチングはそういうスキルで成り立っているプロセスなのです。

     

     

    ★今日のCoaching Question★

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    Q.見たまま、聞いたままを伝えていますか?

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    感想・気づきをコメントでお寄せください。
    お声をいただけたら嬉しいです♪

    info@piena-coach.com まで。

     

     

     

    追伸:

     

    「いつかはお役に立てると思って、待っているんです」

     

    数年前、こんなことばを言ったとき、
    聞いていた中のひとりの方が

     

    「待っているのね」
    と、そのまま返してこられたことがあります。

     

    ドキッとしました。
    ・・・・そうか、私待っているんだ、と。

     

    自分で言っておきながら、
    発したことばにはじめて気を留めました。

     

    期待しているだけで、
    何もしていないことに気づいて
    恥ずかしくなりました。

     

    もし、これが
    「待つより行動した方がいいんじゃない?」
    と言われていたら、
    ここまで考えなかったと思います。

     

    日常で
    私たちは人に意見をしたがります。
    人に対して抱いた感情からいろいろと考えて
    事実より自分の考えを言うことの方が多いと思います。

     

    すごいですね、とか
    もう少し早くしたほうがいいですよ、とか

     

     

    これらは事実ではなくて意見や批判。

     

    世の中は、批判や批評や意見がいっぱい
    事実だけをたんたんと伝えてくれることが
    案外少ないと思います。

     

    ほおっておいても
    みんな自分なりの考えに頭を動かしている。

     

    人から意見されたと感じたら、
    反発心を不適切に抱かせることもあります。

     

    だったら、
    事実を伝えた方がいいですね。
    自分のことなら考えます。

     

    事実を返して、
    見守りましょう。
    きっとその人の中で何かが動き始めます。

     

     

     

    大事なのは「行動する」こと。

    実践するとどんないいことがある?

     

    それは・・・
    した人だけにやってくるご褒美♪

     

    一つの行動が次のステージへの扉につながります(^^)

     

    どうぞ素敵な一日を(^^)/

     

     

    コメント・感想、なんなりと♪
    いただいたメールには、必ずお返事いたします。
    info@piena-coach.com

     

    最後までお読みくださり、ありがとうございました。

     

     

    矢野紗基

     

     

     

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    ピエナコーチングプロジェクト 代表 矢野紗基
    エグゼクティブライフコーチ
    (国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ)

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    2021/04/16 | Posted in
  • フィードバックについて今週はお伝えしています。
     
    ここまでをまとめると・・・
     
    1.期待を込めて愛あるフィードバックをする
     →できていないところにフォーカスして「ダメ出し」ばかりはNG
     
    2.目的、目標を共有化していることが前提
     
    つまり、
     
    「一方的でなく相手との関係性を育みながら
    成長に向かうフィードバックをしていこう」
     
    というのが、
    私からの提案です。
     
    そして、今回は、フィードバックの具体的な形について。
     
    ざっくり分けて2つの形があります。
     
    一つ目は、
    起きている事実を客観的に伝える形。記述的な言い方です。
     
    ・あなたは毎朝始業10分後に席についています。
    ・お客様はあなたを見て、笑顔でした。
    ・「しなければならない」とあなたは5回言いました。
     
    主語は「あなた」の形です。
    そのまま伝えるので、まさに鏡のようなフィードバック。
     
    良いとか悪いとか判断となることばを入れなくても、
    気づきを与えられる力があるメッセージです。
     
    何が課題か本人が考えるチャンスになるので、
    自主的な行動が期待できます!
     
    そして、もう一つは、
     
    こちらからどう見えているか、を伝える形。
     
    ・あなたのことばには情熱が感じられません。
    ・以前と比べてスピード感が落ちているように私には見えます。
    ・○○さんのことを決めつけているように聞こえます。
     
    主語は「私」です。
     
    主観的事実を伝えるフィードバックです。
    言う側は、自分の責任で伝える必要がありますね。
    誰でもなく、「私」がそう感じている、と。
     
    どちらを使うにしても、
    どう伝わっているか確認をしましょう。
     
    間違っても、「言い逃げ」しないでくださいね。
     
    言いにくいことほど、
    向き合ってどう届いたかを聞いてみましょう。
     
    それから、
     
    「○○すべき」だとか「常識では○○」だと言った
    こちらのものさしを決して押し付けないで。
     
    人は押し付けられたら、はね返します。
     
    厳しめのフィードバックは、刺激も強く
    ひと山超えるのは簡単ではないかもしれない。
     
    だからこそ、目標達成がなおさら価値あるものになります。
     
    愛あるフィードバックは人を成長させる養分がたっぷりです。
    花開くときが楽しみですね!
     

     
     
     
    ★今日のCoaching Question★
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Q.評価でなく、事実を伝えていますか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    感想・気づきをコメントでお寄せください。
    お声をいただけたら嬉しいです♪
    info@piena-coach.com まで。
     
     
    追伸:
     
    私が主宰する【ピエナコーチングマスタースクール】では、
    現在プロフェッショナルクラスを開講中です。
     
    3ヶ月でプロレベルのコーチ力を身に着けるクラスなので、、
    とにかくロールプレイとフィードバックを繰り返し、
    スキルアップを目指していきます。
     
    集合研修とは別に、月2回の1対1のメンターコーチングでは
    各自で実施したコーチングセッションの録音を元に、
    私がチェックリストにもとづきフィードバック
     
    受講生の方から
    「骨身に沁みる」と言っていただけた(笑)
     
    それくらい繰り返しの実践学習なのです。
    身に着かないはずがない(^^)
     
    少人数で徹底して行うので、
    ほぼほぼプライベートレッスンに近いです。
    おそらくここまで少人数で3か月も鍛えるスクールは
    ないのではないかなぁ。。。。
     
    クラスは3段階。どこまで行くかは自由です。
    受講期間は各クラスとも3か月。
     
    まずは、ベーシッククラスで
    「コーチングができる」状態になります。
     
    そして、アドバンスクラスで
    コーチ型リーダーとしてスキルだけでなく、
    必要なマインドも育てます。
     
    最後に、プロフェッショナルクラス。
    国際コーチ連盟が認める水準まで力を引き上げます。
     
    すべてのクラスで私との1対1のコーチングがフォローとして
    セットされています。
     
    自分の目指すレベルに合わせて受講できますし、
    繰り返し同じレベルで学びたい人は、再受講も可能
     
    このプログラムを最後まで受けると、
    国際コーチ連盟のアソシエイト認定コーチの受験条件の一部を
    満たすことができます。
     
    最初からプロフェッショナルクラスまで目指す必要はなくて、
    まずは、ベーシッククラスで「コーチングができる」人になれれば
    いいですよね!
     
    もし、あなたがコーチングを学ぶとしたら、
    どのレベルまで行きたいですか?
     
    目的に合わせて、学んでいかれたらいいですね!
     
    この【ピエナコーチングマスタースクール】9月はじまりの
    ベーシッククラスの受講生の募集をそろそろ開始しようと思っています。
     
    まずは説明会。
     
    7月2日(月)からショートセミナー付き説明会の申込みを受け付けます。
    詳細は次回!
     
     
     
    ■【お仕事帰りの九星気学
     ~運と縁を引き寄せてみんなで幸せになるコツ】
    自力を立ち上げて、他力を活かす。自分主体で活用することで
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    来週月曜の夜です!
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    2018/06/29 | Posted in
  • 特別な設定がなくても、部下やスタッフにフィードバックする機会は
    ありますよね。
    場合によっては、上司に、ということもあるかもしれません。
     
    そこで質問です。
     
    Q.そのフィードバックの目的は何ですか?
     
    ここが曖昧だと、
    月曜のブログに書いたような、
    できていないところに焦点が当たる「ダメ出し」度が高くなります。
     
    さらにもう一つ質問。
     
    Q.その人と、ゴールや目的が共有されていますか?
     
    目指すところが明確でないと、勝手な「べき論」になっているかも。
    相手の側に立ってみると、
    どこに向かっているのかわからないまま、
    良いか悪いか、お点を付けられているようですよね。
     
    これだと効果的かつ具体的な課題を自分で納得して持てない。
     
    ・私たちはこのゴールに向かうよ
    ・今はここにいるよ  ← コレがフィードバック
     
     
    この2つがフィードバックが成り立つ基本。
     
    コーチングに無理やり感があったり、
    ぜんぜん相手に機能していないとしたら、
    この2つが相手との間で共有できていない可能性が大です。
     
    行きつく先がずいぶん遠くに思え、
    イヤイヤな気持ちで足取りが重くなる。
     
     

     
    コーチングとは、スキルではなくて「プロセス」だと、
    ICF(国際コーチ連盟)では定義しています。
     
    ・ゴールセッティング
    ・現状確認
     
    フィードバックが活きるこの2つのポイントを
    プロセスできちんと入れているかチェックしてみてくださいね。
     
     
    ★今日のCoaching Question★
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    Q.ゴールあってのフィードバックをしていますか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    感想・気づきをコメントでお寄せください。
    お声をいただけたら嬉しいです♪
     
    info@piena-coach.com まで。
     
     
     
    追伸:
     
    セルフコーチングも同様ですね。
     
    自分を責めたり、ダメ出ししているときは
    ゴールより、他人と比較していることが多いようです。
     
    目的や目標がないのに
     
    「このままではダメだ」と自分に向けて言っているとしたら、
    ダメな自分を刷り込み続けることになってしまいます。
     
    そんなときは、
     
    自分の信念を確認してみるのも手です。
     
    何を信じているか?
     
    「自分を信じる」という人は・・・・甘いです(笑)
     
    ちょっと厳しいようですが、
    私の師も言いました。
     
    「自分を信じるというのは軽すぎる」
     
    いろんな方をコーチしてきて気づいたのは
     
    こういう人ほど信じてない人が多いです。
    「信じたい」だけ。
     
    いいや、本当に信じている!という人に質問です。
     
    自分の何を信じていますか?
     
    私が教えてもらってとても納得できた答があります。
     
    「自分の行く道を信じる」
     
    軌道修正をしない、という意味ではないです。
    自分が生きていく領域、目指すところが正しいと信じる、
    ということ。
     
    私の場合だと、
     
    コーチを仕事として生きていくことが正しいと信じて
    ゴールを決めてひたすら心身を磨いていく、といったところでしょうか。
     
    ここがズドンと腹に落ちていたら、
    自分へのフィードバックは「ダメ出し」にはならず、
    「課題の発見」になります。
     
    どこに向かうか。
     
    そこが決まらないから悩んでいる、という人もいると思います。
     
    ひとつだけ言えるのは、
    「誰も決めてくれない」ということ。
     
    答を探しに出かけても、道に落ちていることはないですから、
    自分で決めてしまいましょう。
     
    小さな目標から持つクセをつけていくのがいいです。
     
    「今日の終わりに、何を成し遂げているか?」
     
    悩むのはやめて
    まずはそんなところから、向かう先を決めていきませんか?
     
    未来は自分で創るもの。
    楽しんで行きたいですね!
     
     
     
     
    ■【お仕事帰りの九星気学
     ~運と縁を引き寄せてみんなで幸せになるコツ】
    自力を立ち上げて、他力を活かす。自分主体で活用することで
    道を拓きます。東洋哲学で目標をグッと近づけませんか?
    詳細はこちら♪
    https://www.piena-coach.com/blog/?p=2528

    2018/06/27 | Posted in
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